ガメイ 2016 バス フィリップ 赤ワイン S 限定SALE,2019 ——5,800円

■輸入元様資料より抜粋■
“Romaneche” cloneという非常にレアなクローンを1988年に植樹、1ヘクタール当たり8500〜9000本の葡萄が植えられた区画。非常に大きな房を付ける。
ガメイのワインとしてはオーストラリアでも最も早く醸造され最も優れたガメイワインをしてオーストラリアでも名を馳せている。
品種の特徴がハッキリと現われておりワイルドベリーやプラムのフレーバーがありしっかりとした酸味と一緒に果実味が感じられる。ピノノワールのような余韻の長さはないがフレッシュさと酸が十分な満足感を残してくれる。

明るく鮮やかなルビー色。やや重心の低い香りです。
ラズベリープラムなど赤黒両方の果実に、ほんのりと土っぽさやキノコ温かみの感じるスパイスが重なります。
じわっと凝縮した旨味やエキス分をたっぷりと含んでいて、良い意味でガメイではないような艶っぽさが感じられました。
一口飲んで満足感が得られる旨口のガメイです。
(2018年11月30日試飲)


INFORMATION
NameGamay Bass Phillip
ブドウ品種ガメイ
生産者名バス・フィリップ
産地オーストラリア/ヴィクトリア/ギプスランド
RegionAustralia/Victoria/Gippsland
内容量750ml
WA−/Issue −
WS−/Issue −

オーストラリアの
アンリ・ジャイエ!?
豪州随一の造り手!

大胆な発言かもしれません。
でも、オーストラリアでひとり例えるなら、私は彼を挙げたいと思います。
生み出すワイン、その歴史、哲学のあるワイン造り。どれをとっても、やっぱり『普通じゃない』オーラをヒシヒシと感じます。
その人の名は、フィリップ・ジョーンズ。バス・フィリップと言う名のワイナリーのオーナーです。
彼との出会いは、日本で行われた、数年前のオーストラリア・ワインの展示会での事でした。
『あっ、何だか美味しそうなピノ♪』
何気に差し出したグラスに注がれたそのワインの香りに、ショックに近い驚きを受けたのは言うまでもありません。
『このピノ、凄いかも…この人、何者?』
既に長年にわたりキャリアを積んだであろう氏の朗々と語るその姿に、一瞬にして惹き付けられました。
そこにはたった2種のピノしかなかったにも関わらず、彼のワインが、間違いなくすごいものである事は確信できました。
その時、あまりの驚き、賑わいを見せた会場の喧騒の中、忙しそうな彼とは少ししか話せませんでしたが、帰ってからもますますその味わいの記憶は鮮明になるばかり。
後になって、彼のワインがカリスマ的存在である事、日本未輸入のこのワインを、輸入を手掛ける人々が、こぞって狙っていること、かつて、デュクリュ・ボーカイユのワインに魅了され、その後、大きな影響を受けたのは、アンリ・ジャイエのワインであり、今、彼がこの素晴らしいワインを手掛けているのに、多大なる影響を与えた人物その人が、やはりアンリ・ジャイエ氏であったことなど、様々な事を知りました。
が、その時、彼のワインは日本未輸入だったのです…
熱烈な日本のインポーターのラブコールに彼は応えてくれるのか。応えたくても、生産量の少なさゆえ、輸出を果たすことが出来るのか…。
そんな思いを抱えながら、一年近くが過ぎた頃、オーストラリアの展示会のため、シドニーに出向く機会に恵まれました。
こぞって名生産者が並ぶ中、最も端のブースに、バス・フィリップの名を発見!
はやる気持ちを抑え、ひとりでに緩む頬を気にしつつ、向かったその先は、わざわざ出向かないと分からないであろう、ひっそりとした区画。
そして、そこに見える、ブースを取り囲む沢山の人・人・人!
参加しているのは、殆どがオーストラリア現地のプロの人々です。そう、彼らは知っているのです。
この人の偉大さ、このワインの美味しさを!
しかも、嬉しいことに、ダンボールの裏に図を描き、熱心にワイン造りについて語るフィリップ氏。私の顔を覚えてくださっていたのです!
お恥ずかしながら、嬉しさのあまり、隠し切れない笑みが印象に残っていたとか(笑)
その時、彼のワインが前回の二種だけでなく、シャルドネやガメイもあり、さらにはガメイがこれまた『ピノ!?』と思わせるエレガントな芳香、味わいである事にまたまたびっくり!
嬉しそうに飲む私を見て、現地の人も『お前、ここのワインの美味しさ知ってるのか?』と、悔しそう(笑)
そう、知ってます。私だけでなく、ワイン好きが放っておくわけがありません。
そしてやっと、念願の日本入荷を果たしたのです!
テロワールの考えを常に大事に、独自のワイン哲学を究める、フィリップ・ジョーンズ氏。
時には、エーカーあたり1トン以下という、非常に少ない収量。毎年の生産量もわずか数百ケースのみと極少々。全てに妥協をしない彼は、年によっては一樽分のみのリザーブワインが瓶詰めされるといったようなこともあるとか。
天然酵母、自然な栽培、醸造など、一切の手間を惜しまず、こだわりのワインだけを生み出す、バス・フィリップ。
とにかく、彼の存在、そのワインも、私にとっては『オーストラリアのアンリ・ジャイエ』と、呼びたくなる存在です。
とにかく、こだわり優先ですから、入荷はとってもとっても不安定です。来年本当に、またワインが入ってくるのか…
正直、オーストラリアまで引き取りに行きたいくらいです。